「スクリーミング・イーグル」は、カリフォルニア州のナパ・ヴァレーにあるワイナリーで、ラベルには翼を大きく広げて羽ばたくイーグルの姿が描かれています。
このワイナリーを創設したのは、不動産業で成功したジーン・フィリップ女史。
ある日、ナパ・ヴァレー、オークヴィルの60エーカー(24ヘクタール)の土地を買い、その土地に元々植えてあった白ワイン用のリースリングを引っこ抜き、カベルネ・ソーヴィニヨンやメルロー、カベルネ・フランを植えました。
創設時から畑の範囲は広がりましたが、そのブドウ畑の中でも最高のブドウの果実だけを集め、毎年たった500~800ケースのワインを生産しています。
彼女の造り上げた、限定生産で高品質のワインは、著名なワイン評論家から高評価を受け、たちまち「カリフォルニアワインの最高峰」と称されました。
ワイン評論家から高評価を受けているカリフォルニアワインは他にありますが、スクリーミング・イーグルはその中でも「カリフォルニアワインの代名詞」とも言われています。
しかし、入荷数が少なく、ワイン愛好家の間では「カルトワインの代名詞」ともなっています。
入手困難で高価なスクリーミング・イーグルにもセカンドラベルが存在します。
その名も「スクリーミング・イーグルセカンド・フライト」
スクリーミング・イーグルが一羽で飛んでいるのに対し、セカンドフライトでは二羽のイーグルが飛んでいるのが特徴です。
大変分かりやすく、ユニークなセカンドラベルですね。
さらに、ファーストワインのスクリーミング・イーグルよりも生産数が少ない為、こちらも「カルトワイン」と呼ばれています。
おそらく「ロマネ・コンティ」と肩を並べてレアなスクリーミング・イーグルのワイン。
セカンドラベルでもいいから一度は口にしてみたいですね。